手書き入力がたのしい! - Nokia E7-00香港版を購入しました

いつ出るのかヤキモキさせられながらずーーーーっと待ち望んでいたNokiaのSymbian^3スマートフォン「E7-00」が今朝我が家に到着しました。

先週末、突然前触れもなく香港で店頭に出たらしく、即購入したので発売ホヤホヤ。
香港版ゆえキーボードには漢字が並んでいます。

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Nokia - Nokia E7 - Products
http://www.nokia.com.hk/find-products-en/products/nokia-e7

香港版がすばらしいのは、さいしょっから日本語が使えることです。
iPhoneやAndroid端末がアタリマエの今となっては、日本語が使えないってアリエナイことなんだけど、まぁそれはさておき、です。
漢字を使う国だから、というのは当然ですが、中華圏の若者にとってひらがなやカタカナはわりとクールな文字として受け入れられていることがその原因のようです。

しかし、このフルキーボードから日本語を打っても入力できません。
タッチパネルに手書きをすれば漢字もひらがなもカタカナも認識してくれるのです!

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正直認識率は低いです。
特に漢字は筆順で認識しているらしく、子供の時にちゃんと鉛筆で漢字の学習をしてきたことが21世紀のいま生かされます!
これ、日本の端末にも導入したらいいのに。
日本の子供がちゃんと日本語の文字を学習して後世に伝えて行くためにも…。

とりいそぎ、最初のフル充電のために30分ほど使ったインプレッションでした。
これからじっくりいじっていきます。

世界の経済ニュースでも大きく取り上げられたように、Nokiaは今後の携帯電話市場のカギを握るスマートフォン戦略を大きく転換し、Microsoftとの提携を発表しました。
これはぼくらのようなNokiaフリークをおおいにガッカリさせるものでした。

Nokiaはいまでも携帯電話販売台数では世界第一位、一方、MicrosoftもパーソナルコンピュータのOS販売数も世界第一位です。
フツーに考えると王者と王者の提携です。
にもかかわらず「弱者連合」とまで言われています。
そのワケは「北米市場」の状況に尽きます。

北米における携帯電話市場はappleのiPhoneやGoogleのAndroid端末の攻勢で、独自のSymbianでがんばるNokiaはもはや風前の灯火となっています。
それでも世界シェアで強いのは「非スマートフォン」とでも言うべき中低位な「携帯電話」が売れているからです。
しかしその分野でも韓国のSamsungやLG、台湾のHTCやHuaweiといった企業に食われはじめています。

一方、Microsoftは〈デスクトップPCからiPad/Androidタブレットの時代へ〉という世界の大きな潮流に対応できていません。
ハードとOS環境における敵はappleでありGoogleだし、その二社はコンテンツプラットフォームなどの他の分野でもMicrosoftの立ち位置をひっくり返してしまっています。
「パーソナルコンピューティング」な市場へいつまでコミットし続けられるかが危うい状況に陥っているのです。
そう考えると、Microsoftにとって今回の提携はいいディールかもしれません。
失敗を重ねているモバイル向けWindowsOSを、全世界に端末販売網を張れているNokiaを使うことによって蘇生させることを狙っています。

一方、Nokiaは多大な援助をMicrosoftからもらうことと引き換えに、魂であるSymbianOSを捨てることにしてしまいました。
これは付随するコンテンツプラットフォーム「Ovi」もなくなることになります。
ハード、ソフト、サービス、あらゆる面でコンセプチュアルなプロダクトを発信してきたNokiaはハードだけの存在になってしまうんじゃないか、と危惧しています。

とはいえ、Nokia端末のハードは本当に美しい。
美しいだけでなく、上位機種に緻密な作り込みがしっかりできています。

言うまでもなくNokiaは北欧フィンランドの会社で、その息吹が感じられるデザインが魅力です。
しかしこのE7-00、デザイナーは江口俊治郎さん、日本人なのです!

NokiaにとってのMicrosoft、その経緯とこれからについては、Nokiaフリークにとっての「博士」である山根さんのこの記事がすばらしいです。
「NokiaもWindowsPhoneも日本市場には関係ねーよ!」と思ってる同業のみなさんもぜひ読んでください。
Windows Phone 7はノキアの救世主か–MSとの提携に見る山根康宏の視点
http://japan.cnet.com/news/commentary/20426485/

そんな状況を考えると、ぼくがSymbian端末を購入するのはコレが最後、ひょっとするとNokia端末も最後になるかもしれません。

とにかく、末永くかわいがっていきたいとおもいます。

Posted February 24th, 2011 in gadget. Tagged: , , .