on February 25, 2010 by champlasonic in movie,
「AVATAR IMAX-3D」をみてきた
「2010年は3D元年」という言葉をよく耳にする。
映画『アバター(AVATAR)』を皮切りに続々と3D映画の公開が予定されていて、4月にはパナソニックからは3Dプラズマテレビ「VIERA VT2」が発表され、夏にはスカパーが3Dチャンネルを開始するともアナウンスされています。
なのにまだみたことない…。
そんなワケで「アバター」をみなきゃ。
今月に入って週2で通っている六本木ヒルズでみようかと思っていたところ、「それなら川崎でIMAX-3Dをみた方がイイよ」と教えてもらい、すぐにウェブで予約をし、朝から川崎駅前ラゾーナ内にある109シネマズ川崎IMAXデジタルシアターへ行ってきたのでした。
映画館ではスクリーンに前席の人の影が見えるのがイヤなのでなるべく最前列に座るようにしているんだけど残念ながら最前列はとれず前から5列目。
でも入館時に配られたメガネをかけたらスクリーンが視界にぴったり入ってちょうどイイカンジ。
映像は噂に違わぬ大迫力。
ノッケの無重力の船室のシーンではちょっと船酔いの心配さえするほど。
(これ、81年のポートピア博覧会のダイエー館へ行ったときの感覚。もちろんアレは3Dなんかじゃなかったけれど、視界を覆う大画面で砂漠をバギーで疾走する映像にはオエッとなった。笑)
それも一瞬で、次第に日本版PRの惹句どおり「観るのではない。そこにいるのだ。」な感覚に。
映画をみながら首を動かして周りを見まわしてしまう体験はおそらく初めて。
パンドラの景色の美しさは言うまでもないのですが、どちらかというと室内のシーンの方が奥行感があってスゴかったなぁ。
映画を観たあと現実社会に戻ると鬱になるという「アバターシンドローム」とやらが報道されていたけどそれもすごく理解できた。
「パンドラの景色が美しすぎて」という説明もあったけどストーリーにもその要因があるのでは?
あの美しく素朴な野生のパンドラに住むナヴィに対し、地下資源の獲得を目論んで破壊行為を行なう地球人。
これ、現在も<先進国>が他国に対して行なっている覇権主義の写し絵のようにも感じられた。
また、異文化の友好関係を築きながら取り入る相手が女性のネイティリであるプロットは、かつて米国の西部開拓時代の歴史上の人物サカガヴィアともダブる。
(実際、雄叫びや儀式における隈取りなど、ネイティヴアメリカンを連想させる要素がいくつもあった。ま、キャメロン監督がそこを意図しているかどうかは知らないけれど…。)
そういうことに贖罪意識を持ってる善良なる米国人にとって、この映画には心が痛み、その先に「アバターシンドローム」があるんじゃないだろうか?
実はぼくにとっての3D初体験は「アバター」ではなく、上映直前の予告で流れた「アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)」でした。
チシャ猫がぐーんと目の前の手の届きそうなところにいるように見えて「おおぁ!」と声を出してしまった。
一方「アバター」は奥行感はものすごくあったものの、綿毛のような精霊エイワと森の中にふりそそぐ塵以外に目の前に飛び出すような映像は少なかったような気がする。
「アリス」には「アバター」とはまったく別の3D感がありそう。
というワケで、おそらくほどなくしてBlu-rayやDVDになって発売されて、大画面テレビでみられるようになるとは思いますが、上映中に映画館、それもIMAXへ行くことをオススメします。
今日は平日だったけど意外と空席もあったし、なにより109シネマズはウェブから3日前の0時から座席予約ができるので土日でもいけるでしょう。
「字幕よりも吹き替えがいいよ」と言われたのはその通りでした。
中に入り込む感覚はたぶん劇場でしか体験できないと思いますよ。

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