on June 9, 2009 by champlasonic in web,
かくも広くて深い中国 - Twitterクローン「飯否」
中華系企業に転職した元同僚のTweetで知ったのですが、中国のTwitterクローンサービス「飯否(饭否/fanfou)」ってのがあります。
なんやこれ! Twitterの丸パクリやん!
うん、たしかに。
でも、ホントのパクリはコッチにあります。笑

▼komoo.cn
http://komoo.cn/
これはもうもうまるきりコピペ的な見事なパクリですね。笑
9時間前に登録してtweetしてみたんだけど、なぜだか今はログインできません。
ついでにPublic Timelineを覗いてみたんだけど、ぼくのあとの投稿は二件だけ…。
大丈夫なんでしょうか?
ってことで、fanfouに戻しましょう。
komooほどではないにしても、やっぱりTwitterインスパイヤな感は拭えませんね。
でもこれが大人気なんだそうです。
中国語がわからない我々日本人も、メールアドレスとパスワード入れたら登録できてしまいます。
操作もTwitterといっしょ。
Twitterは鳥のさえずりのイメージでしたが、fanfouは「饭否(飯否)」ってことで、ゴハンいらないくらい熱中してしまうってことでしょうか?
Not Foundページもなかなかかわいいです。

中国のウェブサービスにしてはなかなかないよいセンスですね。
本家Twitter同様にAPI公開もしていて専用クライアントアプリケーションもあります。

愛飯(爱饭/ifan)ってゴハン好きそうな名前。
でも青は食欲減退色ですよね。
あ、だから「(飯)否」なのか…。
ちなみにAdobeAirアプリです。
そしてケータイ用アプリの名前がまたかわいい。

手抓飯(手抓饭)は中国では有名なウイグル地方の手で食べるピラフなんだそうな。
ちなみにこれはSymbianのアプリです。
この他にもAPIを活用したサードパーティーによるアプリがいっぱい出てて、中国の地図上につぶやきが表示される共饭(共飯/gongfan)ってのも。
一緒にゴハン食べましょう、ってコト?
API利用は100社を超えたとか。
あーそうそう、平野綾さんという声優さんのbotもいます。
fanfouがオフィシャルで提供しているSymbianアプリ、
飯否拍拍(饭否拍拍/fanfoupaipai)もあります。

ご丁寧にも我が愛機Nokia E71で例示してあったのでインストールしてみました。
ここはTwitterよりもすすんでます。
画像が投稿できるんです。

とまぁ、パクリのくせに大陸人民のために独自進化しているわけですね。
中国でもTwitterも使えるでしょ?
もちろん。
でも天安門事件20周年のメディア規制の影響か、ついさっきまで使えなかったそうです。
お国の管理下にある国産ウェブサービスならそんなこともないんでしょう。
まぁ、なんだかなぁ感は拭えませんが…。
—
中国のパクリ文化を山寨(シャンザイ)と言います。
先日の上海モーターショーでも日本車のフォルムを明らかにマネした中国国産車が出品されて物議を醸しました。
それから記憶に新しいのは、ミョーなミッキーマウスやらドラえもんがいる遊園地。
まぁ、知的財産についての認識がズレてるどころか、国策として世界のスタンダードにはあわせないようにしている国です。
大局的には、国際社会がちゃんと誘導して行かなければならないのでしょう。
しかし、中国は国内で13億の人口がいて、うち富裕層が8%とも言われていますが、そんな小さい割合でも掛算したら日本よりも可処分所得の高い市場があるわけです。
国際ルールを無視してでもいろいろパクって自国内に技術力を蓄え、安価な生産コストでバリバリ商品を作っても、まず国内に大きな市場がある。
そして、東南アジアの華僑社会や、ここ最近アフリカ諸国への政治的経済的な進出もすすんでいて、ぼくらの狙えないどデカい市場を手中に収めてるわけです。
そんな中国だから鎖国政策をしていた方がいろんな意味で好都合なんでしょう。
一年半前、初めて上海へ行った時に驚いたのは、街のケータイ屋さんでした。
メーカー問わず、故障しているケータイも店頭で分解し、修理して、また販売していました。
それが中国のトンデモケータイを生み出しています。
CNETで山根さんが連載されている中国トンデモケータイ図鑑がくわしい(かつおもしろい)です。
そういえばぼくも以前、こんなケータイをとりあげたことがました。
▼中国のスゴいケータイ「黄金龍」
http://champla.exblog.jp/7108700
この中国の貪欲かつ無節操な咀嚼力をヤイノヤイノいうのはナンセンス。
ぼくらレベルではどーしようもない。
もう笑い飛ばしてたのしむ方向でいけばヨイじゃないかとぼくなんかは思うワケです。


Leave a comment
Login